昨日の夕方のニュースで「知人に預けられていたフレンチブルドッグが逃亡し、近所の公園で遊んでいた3~5歳の子を3人とその保護者の方1人をかぶって怪我をさせた。」と。
近年、増えてきてますよね。こういう事件が。私はいつも、他人事ではないと思いながら見てます。もちろん、それは被害者としてではなく加害者としてです。うちのりんは人懐こくて吠えないし何があっても人をかぶったりしません。(特に厳しく躾けたわけではないのですが。)ですが、うちにはもう一匹とても私に忠実で怖がりのまろんがいるのです。この子は大人の男性と幼稚園児ぐらいの小さな子供が大の苦手で・・・威嚇して吠えたり、かぶろうとしたりします。幸い、私が傍にいるので事なきを得てますが。。。
見た目は小さくてふわふわの犬ですから、みんなが「かわいい。」って寄って来ます。ちゃんと犬の事を知ってる人はまず、しゃがんで姿勢を小さくし、飼い主の私に「触ってもいいですか❓」ときいてくれるのですが、小さな子供たちはそうはいきません。突然、猛ダッシュで奇声を発しながら寄ってくるので私はいつも、意地悪なおばさんのようにまろんをすぐさま抱き上げ、子供たちに「ごめんね。このワンちゃん、怖がりやから。」とその場を足早にたち去ります。その時、まろんは興奮状態です。
なのでいつも、冷や冷やです。上記の事件のようにもし、まろんが家から逃亡して小さな子供たちに出くわしたら、同じ事が起こりうるのです。
ニュースのコメンテーターの方が飼い主側にももちろん、しつけと言う責任はありますが、こんなにペットが増えた今日、ペットとの関わり方も教育の一環として教えていくべきだと思うと。私もその意見に同意件ですが、世間はまだまだ、そんなに甘くありません。上記の事件の場合はどうか分かりませんが、もし、飼い犬が人を襲って殺してしまったら。。もちろん、襲った犬は殺処分され、飼い主には保護責任として30万円の罰金が科せられるのです。
被害者側の立場になれば、なんて軽い刑なんだと思われるかも知れませんが、ペットを飼ってる者としては身の縮まる思いです。
私の飼ってる犬が小型犬だからと言うわけではありませんが、さすがに大型犬を飼う方にはそれなりの覚悟は必要だと・・・。