2016年03月 一覧

とつぜんやってきた九官鳥

お友達Sさん家のペットは小鳥さん達です。

私が小学3年生から4年生になる頃の春休み、ちょうどお昼ごろでした。
母が父から電話を受けて、「え、九官鳥って。他にもいるの。まあ、いいんじゃない。」と言っている声が聞こえました。
子供のことで、深く考えもせずにその日は過ぎ、次の日の朝に姉妹があわてて私を起こしに来ました。
「玄関のところで変な声がするよ。」と。

子供ばかり3人で恐る恐る階下に降りて玄関を確認すると、3つの鳥かごが置いてありました。
1つには真っ黒に見えるハトくらいのクチバシがオレンジ・頭のまわりに黄色いピラピラのついた鳥、1つには桜文鳥、最後のカゴにはオレンジ色のカナリアが入っていました。
「変な声」はこの九官鳥が「オハヨー」「キューちゃん」としゃべっている声だったのです。

興奮した私たちは鳥かごの回りを取り囲んで、さっそくこの「キューちゃん」に「おはよう」と言ってみました。
無視です。黒いキラキラした目でじっと私たちを見ながら小首をかしげています。

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父の取引先であり、個人的な友人でもあった人が「子供が大学生になって、忙しいとかで世話できなくなったから」と父に「鳥、飼わないかな」と言ってきたそうです。父は「子ども達の相手にいいだろう」と気軽に引き受けて連れてきたのでした。

「車の中でずいぶんと文句を言われた」という九官鳥は、十姉妹とセキセイインコしか扱ったことのない私たちにはちょっと怖い見かけでした。
姉も妹も拒否、でも私はこの「しゃべる不思議な鳥」にいっぺんで魅せられてしまったのです。
私が責任を持って世話することになった九官鳥は、まともなおしゃべりは「オハヨー」「コンニチワー」と「キューちゃん」だけでした。
後はヒヨドリの声・バイクのエンジンの音・自転車のブレーキ・ガレージの扉が開く音・私の口笛がレパートリーに加わっただけです。

それでも慣れない手つきで世話をする私に親しみを感じてくれたのか、そばにいると延々と話しかけたり口笛を吹いたりして呼びかけてきました。
バナナが大好き・ブドウも上手に食べます。
当時一緒に暮らしていた母方の祖父のことも大好きなようで、祖父が帰ってくると「コンニチワー」と大騒ぎしていました。
寡黙な祖父もこのみょうちきりんなおしゃべりやが可愛かったのか、「はい、こんにちわ」といいながら相手をしていました。

このキューちゃん、選挙のときにまわってくる候補者の街頭演説カーも好きでした。
「候補者の○○でございます。」の声が聞こえると、ベランダで日向ぼっこしながら「コンニチワー」と叫びます。
宣伝カーの人々が、支援者に挨拶しようと姿を探すと、「バカタレー」とひとこと。
こんな悪口の言葉、どこで覚えたのかと言うくらいはっきり発音します。
たまたま洗濯物を干しにベランダにいた母が思わずあわてて家の中に駆け込んだくらいで、キューちゃんと遊んでいた私もあわててシーツの影に隠れたのです。

そんなおかしなキューちゃんと暮らしたのは私が10歳から20歳になるまでの10年間です。亡くなる日の朝、止まり木から落ちた状態でうずくまっていたのを、抱きしめて息を引き取るまで泣きながら座っていました。
最後に2,3回うなずくように首を動かしてからすっと身体が軽くなって動かなくなりました。
それ以来、九官鳥を飼うことはありませんが、鳥はいつもそばにいます。
当時はキューちゃんは一生のほとんどをカゴの中で過ごした文字通り、カゴの鳥でした。

でもいろんな鳥と暮らしてから、「管理をきちんとすれば、手乗りじゃなくてもカゴから出してあげていい」ということがわかります。
自由に遊ぶことのできなかったキューちゃんに「ごめんね」と言う意味でもその後の鳥たちは私の部屋で自由に遊んでいます。


水が嫌いな猫のシャンプーの苦労話などの色々な思い出

Nさん家のやんちゃな猫ちゃんのご紹介

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ペットを飼っていると楽しいことや困ったことが色々ありますよね。
そのペットの性格や、家族、家で色々違ってくると思います。
そこで私が飼っている猫での楽しいことや困ったことを書いていこうと思います。

私の家では10数年猫を飼っています。
今は落ち着いた猫になっていますが、前はやんちゃな猫でした。
困ったことと言えば、よく人の食べ物を盗み食いしようとしていました。
特に肉や野菜がある時は気を付けていないと食べられることもありました。
びっくりしたのは、料理中に少し目を離しているすきに猫が火に近づいてひげを焦がしていたことです。
その場を見ていなかったのでわからないのですが、また料理を狙っていたんだと思います。
先端が丸く焦げてしまっていました。
片方だけが短くなっていましたが、今では普通にまた毛が生えてきています。
でも下手したら危なかったので、以後気を付けるようにしていますが、猫も学習したのかそれ以来料理中には近づかないようになりました。

他にもびっくりしたのは、前は金魚を飼っていました。
大きめの水槽だったので、水槽の蓋の上で猫は寝るのが好きでよく寝ていました。
ある時、蓋を閉め忘れていたのかで開いていて、猫が気付かずに蓋の上に乗り、水槽の中に落ちたことがありました。
金魚はその時は他のところに移していたので大丈夫でした。
あの時は凄く笑いました。猫は凄くびっくりしていました。

ペットと言えば、シャンプーすることがありますよね。
うちの猫は、水が嫌いなのでシャンプーするのは一苦労でした。
水に濡れると凄く細くなるので、つい笑ってしまいます。
本当に誰?って感じになります。
そして洗い終わるとドライヤーも嫌いで、すぐ逃げてしまって乾かすのもまた一苦労でした。家中がびちゃびちゃになります。
結局、ペットショップなどで洗ってもらうようになりました。
そこではスタッフの方が上手なのか、凄く大人しくシャンプーされていて家とは大違いです。
でもこれならちゃんと乾いて、しかもいつも可愛いリボンをつけてもらえるのでそれも楽しみでした。メスなのですが、見た目はオスに見えるので、リボンをつけると女の子なんだなーと思う瞬間で好きでした。

小さい頃は、よく私のカバンの中に入ったりして凄く可愛かったです。
あとは、よく私の肩の上にも小さいからなのか登っていました。
足にもいきなり飛びついてきたりもしていました。可愛いけれど、割と痛かったりもします。
でも今では出来ないことなので、いい思い出です。
ペットを飼うと色々な思い出が出来ますよね。大抵は困るけど、楽しいことな気がします。


愛犬達との毎日にお勉強させられます

わんこ好きの美人Kさん家のお話

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私には、沢山の愛犬がいます。現在7匹も共に生活しています。
室内に3匹、屋外に4匹もいるんです。みんな、それぞれに性格が違うんです。
かかわりをみて、毎日笑ったり、叱ったり忙しいです。

室内にいる3匹はイタリアングレーハウンド・シーズー全員女の子です。
第1号のシーズーはマイペース。
第2号のシーズーは、極度の飼い主依存症。
そして第3号のイタリアングレーハウンド! この子が最高に面白いんです。現在、2歳。
一つの犬のぬいぐるみがあります。その、ぬいぐるみはお友達で私が抱っこすると慌ててやってきて、くわえて隠してしまいます。
夫は、母性で子犬だと思っているのだろうと言います。
確かに、この子のお母さんは子育ての上手な子だったと聞いています。
きっと、母性が強いんですね。

屋外に柴犬2匹とバーニーズマウンテンドッグが2匹いますが、柴犬が喧嘩を始めると、イタリアングレーハウンドは間に入り喧嘩の仲裁をしたりし
ます。本当に性格が良い(美犬)です。
楽しくも忙しい毎日!掃除が大変で、一日3回の掃除が欠かせません。イタリアングレーハウンドは短毛ですが抜け毛があります。

つい1か月前まで柴犬も2匹室内におりました。
柴犬はダブル毛なので、これがすごい抜け毛で予防注射が終わるまで室内で飼っていましたが、現在は屋外に出ています。
初めて飼った和犬は警戒心も強く本に掲載されているように、飼い主に忠実で良い番犬として活躍しています。
同じ犬種でも性格は別なんですよね。驚くほど違います。
1匹ずつ穏やかだったり、気性が激しかったりと、まるで幼稚園のようです。

沢山の犬を飼うのには大変なこともあります。
ワクチン接種などの健康管理・ドッグフードやおやつ費用・室内はペットシーツ費用・掃除です。
室内には部屋の匂い対策のために消臭器に空気清浄機を4つ設置し、床を蒸気で拭いて清潔にしなくては犬といえアレルギーにならないよう気を使
います。

シャンプーなどのトリミングも月に1回は通います。
長毛犬シーズーはトリミング。短毛の犬は私が毎日行います。

動物を飼うことの責任もあります。
先日、10年飼っていたコーギーが天国に行ってしまいました。
5年歩けなくなり5か月介護生活になってしまいました。
人も動物も本当に日々、愛情を持って毎日を大切にしていきたいと改めて感じました。
私は、愛犬に沢山の人が忘れているような当たり前だけれどなかなかできないことを教えられ日々の家族とのかかわりも大切にしています。


簡単な手作りピザや美味しい家飲みおつまみの作り方!

最近の私がはまっている、家飲み。
その家飲みのお供は、やっぱり美味しいおつまみ。
ということで、おかず作りにハマっています。しかもちょっとオシャレに見えそうなものを作って、SNSにあげるのが楽しくなってきました。
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つい先日、思い付きで作ったのは、ナスのピザ。
ケチャップとしめじ、チーズを乗せて、オーブントースターでチン!小さな野菜ピザの出来上がり。
それに加えて同時に作った電子レンジでチン!としたのが、オクラのチーズがけ。
これもおつまみとして最高に美味しかったです。
もちろんお肉系も忘れない。スーパーで安かった豚肉を普通に塩・こしょうでグリルしただけのもや、かるく食べられる野菜スティック、それにオーソドックスに卵焼き。
そして前日から仕込んでいたテリーヌなどなど、バラエティにとんだおかずを少量ずつお皿に並べて、家飲みパーティー。
とても、ゆったりとくつろげ、そして幸せな時間が過ごせました。
毎日、このようなたくさんのおかずを作るのは無理がありますが、休日前のゆっくりした時間には、こういう家飲みセットみたいなメニューを、我が家の定番にしていこうかなと考えています。

外食で飲みに行くのも、本来大好きなのですが、やはり金銭的なことを考えると、家飲みでまったり、そして低価格で好きなものが食べて飲んでができるというのが、とても幸せな贅沢だなと、最近は思い始めてきました。
もちろん友人たちと外食をして、半端なく盛り上がって楽しい時間を過ごすということは、なくすことのできない幸せな時間ですが、自宅でこっそり感じる、こういうスタイルの幸せもあっていいかなっと思います。
1000円くらいで、幸せな時間を感じられるのなら、この家飲みスタイルは正解だと思います。

ただ、家飲みで困ったことはひとつ。それは追加メニューを作るのが、けっこう面倒に感じること。おつまみがやっぱり足りなかったな、と思った時にキッチンに戻るのが、億劫だったりもします。
結局、最初はどんなに凝っていてオシャレに盛り付けしたりしていても、簡単な料理を、適当なお皿にドバッといれるという結果にはなってしまうのです。
まあ、ちょっとお酒も入って面倒に感じている時って、そんな感じなのかもしれませんが。

それとあと、自宅だと意外に食べ過ぎてしまうこと。
外食なら金銭的なことを考えて、あまり食べないようにすることもできるのですが、家飲みだと冷蔵庫の中は食べ放題くらいの感じになってしまうので、これは困ったことだと思っています。

この二つを、なんとか改善して、もっと気持ちのいい家飲みができるようにしたいと思います。


熱帯魚の飼い方と水槽の掃除の仕方

Mさんのところの熱帯魚飼育の苦労話し

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もともと生き物、ペットが好きなのもあってハムスターや鳥を飼ったりしていたのですが死んだときのショックが大きくて、もうそういう大きなペットを飼うことはやめてました。
でもペットはやはり癒しなので、そして何か部屋におしゃれな要素を取り入れたくて熱帯魚を飼うことにしました。
命に大きい小さいをつけてはいけませんが、小さいペットにした次第です。

熱帯魚は皆さん、お店などで見かけたことは多々あると思うのですが不思議な色使いでキレイで可愛いですよね。
時に奇妙な形をした熱帯魚もいて。魅力あふれるペットです。
凝り性なのもあり水槽の中を、まるで熱帯の川のように土を敷いたり、流木を置いたり、水草や岩を置いたり。
さらにキレイな照明をつけたり、水流を作ったり。
もうまさに熱帯の川の一部が水槽の中にあってそこを熱帯魚たちが隠れたり泳いだりしてる様はどんな長い時間を見てても飽きることはありませんでした。
時にヘビみたいな恐竜のような古代魚のようなロマンあふれる魚に一目惚れし、購入しわくわくで水槽に入れてその迫力に「おお」と一人感動したりもしてました。
そんな感動も束の間、翌朝一緒の水槽にいた他の可愛い美しい熱帯魚たちが全ていなくなってました。
そうです。奴は、肉食だったため私の可愛く美しい熱帯魚たちを食べてしまったのです。奴のお腹はポッコリしていました。
ゴメンねみんな。

そんな悲劇もありましたが、熱帯魚はまさに癒しのペットですね。最高です。
しかし、やはり最高だけでは世の中まわりません。
熱帯魚というペットを飼うにはそれなりの裏方作業や苦労があります。
まずは、水換えですね。これがかなり大変な作業。
もちろん濾過装置なども装備しているのですがたまに水を換える作業をしていました。
照明の関係で、水槽のガラス面に苔が生えたりするのですよね。
それを取る必要もあるので。苔対策に小さい貝を入れておいたら繁殖が凄まじく、水草まで食べてしまうし、水槽を乗っ取られそうになったのでそれはやめました。
水を換えるために魚たちを網で捕まえて一旦別のところに移すのですが捕まえるのも大変でした。
傷をつけないように、苦しめないようにとなかなか難しい。

大型な水槽になればなるほど美しく大迫力ですが、掃除が大変でした。
重いですしね。そして、水草の管理に個人的には手こずりました。
水草にも丈夫な水草やデリケートな水草と色々あるのですが、自分の水槽の水質に恐らく合わず数日で枯れ果てる、一晩で枯れ果てるということが多々ありました。
水槽をキレイに飾りたくてわくわくして水草を買ってきます。
それを水槽に入れて茂った感じの水槽になるのはとても美しくそして魚たちにも良いと思ってました。しかし翌日には緑々しかった水草が茶色に、そしてぼろぼろに。
水草も決して安くはないもの。
何千円も出していっぱい買ってきて一夜にして全滅したこともありました。
何度繰り返しても水草を維持できなかったので次第には流木と岩だけの水槽となりました。
そんなこんなで美しく可愛い熱帯魚飼育も裏方には多くの苦労があった次第です。
でもやはりスキなペットですね。


飼育が楽なペットウサギだけど何匹かで飼う方が良い

知人のA美さんのさみしがりやなウサギのペットのご紹介

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私は以前、ウサギを飼っていました。小さいころからずっと動物を飼ってみたかったけど、飼える環境がなかったため、飼いたいと親に相談するたびに反対され、我慢をしてきました。
けれど私が中学生の時、家も傷つかないし、泣き声もうるさくない動物なら飼ってもよいという許可が出たため、ペットショップに行き、一番お気に入りのウサギを買ってきました。

それは、まだ生まれて1ヶ月ちょっとしか経っていないグレーの子ウサギでした。
ゲージも買い、家に連れて帰り、家の中で放して遊ばせたり、ごはん(野菜など)をあげたりと初めて飼うペットと楽しい時間を過ごしました。
なついてくると、私たち家族の近くに寄ってきたりと可愛らしく、抱っこしてもおとなしく抱かさっていて、それは可愛いものでした。しかし、やはり良く言われるようにさみしがりやな動物なのか夜になると「くーんくーん」とあまり声にならない声で泣くこともあり、心配になって見に行くと人を見た瞬間に泣くのをやめて元気に寄ってきて、その姿も何ともいえず可愛かったです。
ゲージから出してあげると人の手をぺろぺろなめたり、私が寝転がっていると顔をなめてくれたりと、一緒にいてすごく温かい気持ちになれました。

ウサギは本当に手もかからず、普段は草を乾燥させたエサとお水をあげているだけで良いので、楽に飼えます。
便が固い時には水分のある野菜や果物をあげると喜んで食べてくれます。
一緒に遊ぶ時は外を少し散歩したり、家の中で放してあげたりと可愛いのに手がかからない良いペットだったと思います。しかし、精神的に弱いのか、さみしがりで、うちのウサギもあまり長生きはできませんでした。
後で聞いた話ですが、ウサギを飼う際には一匹ではなく、何匹かで飼うようにするとよいと聞きました。
それくらいデリケートな生き物だったようです。
また、私が飼ったのは夏だったのですが、ウサギは気候にも左右されやすいようで、暑いのはかなり苦手なようです。
夏場の暑い日にはエアコンをつけたり、涼しい所に置いたりなどする必要もありました。
そうしないとぐったりしてつらそうになってしまいます。

また、家の中で放して遊んでいると必ずといってよいほどウンチをします。
全くにおいはなく、じゅうたんなどについても汚れがつかないほどべたつきがないので、あまり汚くは感じませんでした。
可愛らしいほど小さくてコロコロしたウンチで、ティッシュでも拾える程度なので、私はあまり気にしませんでしたが、いやな気分になる人はなるかもしれません。
私は歩きながらぽろぽろウンチをするウサギがとても可愛らしく、余計愛着がわきました。