我が家の愛犬、コンブ。

転勤族のまみちゃんの愛犬(ミックス♀)コンブのお話

konbu
今年で10歳になるミックス犬♀を飼っています。
前に飼っていた犬を亡くし、軽いペットロスになり毎日寂しい思いをしていました。
そろそろ犬が欲しいなとインターネットで里親募集のサイトを見つけ、石垣島にある「わんわんクラブ」という捨て犬を保護している施設に出会いました。
捨てられていた兄弟達を保護したばかりで子犬が数匹紹介されていました。
その中の一匹を選び、施設に連絡を入れました。

東京在住ですがその時ちょうど沖縄で結婚式をする予定だったので、式が終わった後石垣島に旅行を兼ねて引き取りに行きました。産まれてから3か月くらいの子犬。
渡された時はすごく緊張していたのが全く動かず、何をしても反応もなく、声も出さず…と本当にシャイな子でした。数日を石垣島で過ごし、東京に戻りました。
滞在中もしかして声が出ないのか?なんて心配にもなったほど全く鳴かず、相変わらず固まったまま。散歩に出しても全然歩かなかったです。
自宅に戻った日の夜、私はスーツケースのロックをかける部分に思いっきり足をぶつけ出血しました。
衝撃が凄く血を見るのが苦手は私は本当に怖くて、旅の疲れもあったのか数秒くらい気を失って倒れてしまいました。
ふと目を覚ますと、自分から寄ってきてくれなかったコンブが横に寄り添って丸くなっていました。その時は本当に嬉しくて、やっと家族と思ってくれたんだ!と感激しました。
次の日から少しずつ散歩で歩いたりもしてくれて、顔を思いっきり舐めてきたりと初めて会った時とは全くの別犬のように思いっきり甘えてくれるようになりました。
でも可愛がるだけではなく、しつけもしないといけません。

ある日旦那さんの靴の中に大きい方をしていました。
漫画みたいで笑えるのですが、笑ったら喜んでもらえると勘違いしてしまうのでここは堪えて叱り、ペットシートに連れて行きここがトイレだと何度も何度も教えました。
いつの頃かトイレシートにする事を覚えたのですが、私のやり方が間違っていたのかトイレシートにするというよりも、そこの場所にするというように認識していた様子で数ヶ月後引っ越ししたら、こちらがここをトイレにしようと決めて置いたシートと全く違う所にトイレをしていました。
引っ越ししたてで戸惑ったのか、しばらくそういう事が続き、こちらから合わせてそこにシートを置いてもまたずれた所にする…という日が続きしばらくトイレには悩まされました。
コンブと出会ってからというもの、仕事から疲れて帰ってきても元気に向かい入れてくれる嬉しさや、普段なら用事がないと絶対に家から出なかったのに、散歩をしようと積極的に外に出たり、一緒に旅行に行ったりと行動が幅広くなりました。

飼い始めてからもう10年になりますがありがたい事に病気もなく健康でいてくれました。
前と比べ真っ黒だった毛も白い毛が目立ち始め、寝る時間も少し多くなりましたがまだまだ健康でいて長生きをして欲しいです。
犬がいる生活は具合が悪い時や忙しい時など大変な事もありますが、いつでも嬉しそうに迎えてくれるし、一緒にいるだけで本当に癒されます。


理想と現実。

これはうちの近所におられる方のお話しです。うちの3軒隣りにとても私の理想に近い事をされてる方がおられるのです。それは保健所などで殺処分される寸前の犬や猫を引き取って飼っておられるのです。今現在は約ですが、おうちの中に猫が18匹と外に大型犬が1匹と中型犬が2匹いてます。
その方は工場を経営されていて、その工場にも病気や怪我で目の離せない犬がいてるそうです。おうちの中には入った事がないのですが、外から見てると1階にも2階にもトイレの中さえも猫だらけで窓際で日向ぼっこしたり、毛づくろいしたりしてるのが見えます。外の犬達は毎日、家族が交代で散歩に行き餌をあげて掃除もされてます。
私は直接、お話しをした事がなくて、ちゃんとした現状を知りませんでした。
この前、7年前に亡くなったうちの猫のゲージを処分しょうと悩んでいて、その方にお譲りしょうと声をかけたのです。そしたら、「喜んで。」と引き取って下さいました。その際に初めて色々とお話しをして分かったのが。
①このおうちは犬猫の為で別にご自宅がある。
②この犬猫たちは他府県の保健所から来た。
③ほぼいつも、お世話を主にされてる奥さんは親の介護もされてる。
④ここに来た犬猫は全て避妊と去勢の手術を自己負担でされてる。
この話しを聞いて私は益々、すごいな~私の理想だなと思いました。
ただ、現実はそれだけではありません。犬の鳴き声がうるさいとか猫の匂いとか近所の方に対する配慮も必要で餌代や散歩などの労費と問題は山積みなのです。幸い、うちの近所の方たちは理解のある方がほとんどで苦情を言ったり嫌がらせをしたりする方はおらず、みんな、外の犬達に触れたりして仲良くやってます。多分、そのボランティアをされてる方の人柄なのでしょうね。
私はこれからも自分にできる範囲でその方を応援し続けたいと思いました。いつか、私もそうなりたいと理想を大きくふくらませています。
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オナガドリのカクノシン

面倒見の良いHiroちゃんが飼っていたオナガドリのカクノシンのお話

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あれは私が中学一年生の時でした。
一学期の終業式を終え帰宅すると家で母がギャーギャーとパニックに陥っていました。
小学四年生だった弟がオナガドリのヒナを拾ってきたからです。
小学校のプール脇にあるプラタナスの木にオナガドリが巣を作っていたらしく、そこから落ちてうずくまっていたヒナを掃除当番だった弟のクラスメートが見つけ教室に連れ帰ったそうです。
教室に連れ帰ったものの、小学校もその日が終業式。
教室で飼う訳にもいかずクラスの中で鳥を飼っていて、尚且つオナガドリのヒナを巣立ちまで飼える人を募ったそうです。
弟はそこに立候補したのです。
『一旦家に帰ってお家の人と相談してから』と言う先生の言葉にも『ウチは絶対に大丈夫です。』と無断で連れて帰って来たのです。

当時家で飼っていたのはセキセイインコ一羽。
オナガドリなんて飼った事などありません。

学校からは『もし飼うことが難しいのなら教員の中で探しますので』と電話を貰いましたが、元々好奇心旺盛な家族です。
この少し前からは父は病気で入院していて手術の準備をしていました。退院は二学期が始まってからの予定です。
つまりその年の夏休みはどこにも行く予定がなかったのです。
弟は終業式の一週間後から夏休みの間中、親戚の家に預けられる予定でした。
弟が連れて来たオナガドリのヒナは私と母が面倒をみることになりますが、滅多にない機会なのでヒナを巣立ちまで面倒をみることにしました。

ここで問題になってくるのは餌です。
オナガドリが何を食べるのか知らないのです。
当時は今のようにパソコンでちょっと調べるなんて出来ません。
以前セキセイインコでお世話になった獣医で電話をして事情を話、飼い方を教えて貰いました。
『飼う側が与えられるのであればミミズや虫、無理ならば九官鳥の餌をお湯でふやかして与えて下さい』と言われたので、迷わず九官鳥の餌を購入して与えてみました。
まだ自力で食べられる時期ではないらしく割り箸で餌を取ってくちばしに近づけると想像以上に大きな声で、翼を震わせながらアピールして食べてくれました。
ずいぶんとお腹を空かせていたようです。

満腹しておとなしくなると今度は糞の問題です。
巣を汚さない為の習性なのか、オナガドリを入れておいた靴の箱の淵に止まると外に向けピュッと糞を飛ばすのです。
これは野生の習性と諦めて箱の下に新聞紙を敷いて対応しました。
この日はもう次から次へと問題が生じては一つずつ解決法を考えて夜を迎えました。

翌朝です。
まだ陽が昇る前、漸く空が白んで来た頃から餌をねだり大きな声で鳴き始めました。
これは近所迷惑です。
とりあえず餌を与えて黙らせると、毛布をスッポリと被せ、もう一度寝て貰いました。
名前がないと不便と『カクノシン』と名付け、飼っていたセキセイインコの小屋にカクノシンを入れ、セキセイインコには移動用のゲージに移って貰いカクノシンの家も確保しました。

夏休みが開ける前に自宅から1キロ程離れた山にカクノシンを帰しました。
が、しかし。カクノシンは翌朝何事もなかったように自宅のベランダに戻って来ました。

なのでもう一度放鳥し、また帰って来るというループが暫く続きましたが、いつのまにかカクノシンは戻って来なくなりました。
きっと巣立ったのでしょう!! 感慨深いものがありました。


りんが花粉症❓❓まさか❕❕

この話しはもう5年程前の事なのですが、毎年、この時期(花粉症)になると思い出すので…。うちのりんが目の周りに人間で言う「ものもらい」のような出来物ができて、直ぐに治るだろうと様子を診ていたら、初めは片方の目だったのがいつの間にか両目にでき、痒いせいかかいてしまう為、流血して目が真っ赤になっていたりでこれはただ事ではないと直ぐに動物病院へ連れて行きました。
そこで先生から思わぬ診察結果が言いわたされたのです。「アレルギー性の可能性があります。」と。私はピンとこなかったのですが、先生に「花粉症や食べ物アレルギーのようなものですよ。」と。私はようやく、事態をのみ込めて…。「では、どうすれば❓❓」と先生に尋ねたら、「まず、人間と同じように何のアレルギーかを特定しない事には治療方針がきめられません。」と。
一口にアレルギーと言っても色々とあるようで花粉症のように木や花などの花粉から口にする食べ物からほこりなどの種類は何百種類があると聞きました。まず、一般的な20種類ぐらいの検査をするかほぼ全ての検査をするかで旦那さんと家族会議です。一般的な検査だと費用は5,000円ほどなのですが、ほぼ全ての検査をするとなると10,000円以上かかるのです。一般的な検査で分かれば良いのですが、それで分からなければ、結局、ほぼ全ての検査をしないといけないので費用は倍かかります。なので、私たちは他のアレルギーも見付かるかも知れないのでほぼ全ての検査をして頂く事にしました。
血液を採取して、1週間後、もう一度、動物病院へ検査結果を聞きに行きました。すると、何とりんのアレルギーは「稲」だったのです。(ほぼ、全ての検査をお願いして正解でした。稲は一般的な検査の中にはなく、他にアレルギーもなかったようです。)そう言えば、秋の稲刈りの季節に散歩に出かけた後に症状が出てきたような気がします。そこで抗体の注射をしてもらい、目の塗り薬も頂き、無事、1週間後には跡形もなく治りました。その後は抗体の注射が効いたのか稲刈りの季節になってもアレルギーは出ていません。
私は動物にも人間と同じようにアレルギー性があるんだなと初めて分かり、感心しました。
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ペルシャ猫とシャムネコと日本猫のMIX猫チャオの思い出

11年ほど前に我が家の家族の一員となった猫の話

私は小さい頃から大の猫好きで、常に猫達と共に成長しました。
多くの猫達との楽しい思い出の中で、一番甘えん坊で人懐っこかった猫が一匹います。
その猫の名前はチャオ。
今から11年ほど前に我が家の家族の一員となった猫です。
チャオは私の仕事関係の知り合いから譲り受けた猫でした。
チャオのお父さんは大きくて立派なペルシャ猫で、お母さんはシャムネコと日本猫のMIX猫でした。
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猫の里親になると決まった日、生まれて3か月の猫達に会いに行くと、チャオは兄弟猫4匹と共にコロコロと遊びまわっていて、その可愛らしさときたら本当に猫好きにはたまらない愛らしさでした。
チャオは兄弟猫と比べて一回り大きく毛並みもモコモコで、おっとりとした感じだった為かまだ里親が決まっていないとの事でした。
私は一目見てチャオを気にいり、知り合いにお願いして家族に迎えることになったのです。
我が家にはその当時8歳になる雌の先住猫がいたのですが、少々気の強いところもありチャオと上手くやっていけるかなと心配していましたが、案の定先住猫はチャオを軽く威嚇してしまい、驚いたチャオはすぐさま私の後ろに隠れるように駆け寄ってきました。
その姿が何とも可愛くて今でも印象に残っています。
その後、我が家に来た時期が子猫だったと言う事もあり、先住猫とは大きなケンカをする事もなく上手くやっていたと思います。
チャオは本当に人が大好きで、私がチャオと声をかけると嬉しそうに前手をモミモミしだし、ゴロゴロ言いすぎて鼻の穴が塞がってしまうほどでした。
夜、私がベッドに入るとチャオはすぐに私のお腹にのってモミモミしながらお休みの挨拶をして、私の隣で気持ち良さそうに眠っていました。
家にお客さんが来るとすぐに顔を出し、しっぽをピンと立てて挨拶してくれるのでお客さんにもとても可愛がられ、皆のアイドル的存在だったと思います。
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そんなチャオですが、自分に注目が集まらないと少々不満気になるところがあり、私がパソコンをしていると常に邪魔をしにきたり、雑誌を見ていると見開き部分にドカッと座ったり、本で爪をといでビリビリに破いてしまったりと言ったちょっと困ったところもありました。
しかしその後は申し訳なさそうな顔をして私の方を見上げるので、ついつい甘くなり許してしまう日々でした。
このままずっと続くと思っていたチャオとの幸せな日々ですが、9歳を迎えたある日に体調不良で病院に行く事になりました。
家族皆でチャオと一緒に2か月間頑張ったのですが、残念ながら病は改善する事無くチャオは猫天使になってしまいました。
何故病気になってしまったんだろう、私がもっと気を付けていたらと後悔の念は後を絶ちませんでしたし、早すぎるチャオの死に暫くは何をしていても悲しい思い出が胸をよぎり不意に涙が出る毎日でした。
あれから2年、今は少しずつですがチャオとの楽しい日々を思い出す事が出来る様になりました。
チャオと名前を呼んだ時の嬉しそうな顔は、今でも昨日の事のようにはっきりと覚えています。
チャオとの楽しい思い出を一つ一つゆっくりと思い出し、いつかは悲しい思い出を超えられるようになるといいなと思います。


1年に1度の恐怖の1日・・まろんが・・

年末にもブログでお話ししましたが、まろんとりんが生まれた時から通っている動物病院の院長先生が一身上の都合で突然、病院を辞められたのです。りんはどの先生でも平気なのですが、まろんが怖がりでどうしょうもなくその院長先生以外には触らせる事も出来ないくらいで・・ヒドイ時には悲痛な声をあげておもらしをするくらいなのです。
もちろん、そんな思いをさせるのが可哀想と言う気持ちもあるのですが、その一方で見て頂いてる先生に申し訳なくて。
そして、遂にその日がやってきました。
そこの動物病院は自宅から車で40分近くかかる遠方だし、この機会に近くの動物病院へ変わろうかと散々、考え、調べた結果、やはり、元の動物病院でお世話になる事にしたのです。運命の新しい先生のとのご対面…30代半ばの女の先生でちょっとぽっちゃり体系で優しそうな雰囲気の方でまろんも何もなかったかのようにその先生に身を委ねて診察、注射、お話しとスムーズに終わりました。もちろん、りんも何の問題もなく終わりました。
あんなに心配していた私は何だったのかと思うくらいあっさり、終わりました。
きっと、新しい先生が優しくてまろんもりんも気に入ったのでしょう。
ところがその新しい先生は非常勤の先生で普段は他府県の動物病院に勤務されてる為、週に1回の水曜日のみなのです。いざ、緊急事態の時はその先生の勤務されてる他府県の動物病院まで車で1時間半かけて行かなければなりません。「いざ、緊急事態」がまろんとりんに起きなければ、1番良いのですが。
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犬猫を飼うための認識不足が問題だ。

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犬猫を飼うときに、何か特別な資格が要るのかと言えば、そうではない。
何かの試験に合格して、初めて犬猫を飼う、というわけではない。つまり、我々は無資格で犬猫を飼えるのだ。
言い換えれば、何の審査もないので、犬猫を飼うに相応しいかどうかは、自己判断だ。
犬猫の殺処分が問題になる背景には、飼い主が犬猫を飼うときの安易な心構えがあるのかもしれない。
「簡単に飼えてしまうだろう」と錯覚しているのである。
だが、現実には、しつけや予防接種や餌やりなど、沢山の課題が飼い主に課せられる。
病気になってしまったり、介護が必要となれば、飼い主がきちんと責任を持って行わなければいけない。

これらは、飼い主が行うべき当然の義務ではあるが、出来ずに犬猫を手放してしまう人も少なくないだろう。
安易な認識が、犬猫を捨てる人を生み、更に捨てられた犬猫は保健所へ行き、引き取り手がいないと殺処分になってしまうという具合だ。
根本的に突き詰めていけば、犬猫を飼う前の安易な認識へと辿り着くだろう。
端からみると、犬猫を飼う人は、とても充実した生活を送っているように見える。
誰か犬猫を飼う人の家に足を運んだり、はたまた、散歩中の犬に出会ったりして、そう思う人は少なくないだろう。

だが、その充実した生活の裏には、犬猫に対して多大な時間を割いているという、端から見ただけでは分からない面が存在するのだ。
安易な認識が生まれる理由は、単に端から見ただけでの判断で、しっかりとした熟考をしていない。
そして、熟考をしなくても、手に入れようと思えば、犬猫を手にすることができる。
誰でも飼うことができるのだ。
無資格でも飼えてしまう問題はそこである。

例えば、車の免許を考えてみよう。
車の免許は、我々にはとても一般的な制度だ。きちんと教習所に通い、試験を受ける。
そうして初めて、車を運転することが認められる。犬猫を飼う時にも、このような資格を国が管理して行うことが大切だろう。
そうすれば、安易な認識で犬猫を飼う人の認識を改めることも可能だ。
犬猫の殺処分ではなくて、犬猫を捨てること事態が問題となる社会に、次の段階としてならなければいけない。
殺処分に安易に走ってしまうことが、犬猫の命に対して、社会が杜撰に考えていることの顕れだと考える。

そして、最終的には、誰でも犬猫を捨てることを考えもしない社会が理想だ。
絶えずこの理想のために、解決策を考えなければならない。
公的な資格制にすることで、権威ある安心したものとして、理解されるであろう。
単に、資格ビジネスに乗ったような資格付与では、殺処分の問題を根本的には解決できないだろう。
公的な資格にすることで、国全体が犬猫のことを考えていることを、強く皆に印象付けられる。
皆を変えるためには、個人の範囲内では限界がある。
なので、国の参加が不可欠だ。
犬猫を飼うことを資格制度化すれば、犬猫と人間がより良く共存する社会を築く第一歩となるだろう。


飼い犬が人を襲う事件。

昨日の夕方のニュースで「知人に預けられていたフレンチブルドッグが逃亡し、近所の公園で遊んでいた3~5歳の子を3人とその保護者の方1人をかぶって怪我をさせた。」と。
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近年、増えてきてますよね。こういう事件が。私はいつも、他人事ではないと思いながら見てます。もちろん、それは被害者としてではなく加害者としてです。うちのりんは人懐こくて吠えないし何があっても人をかぶったりしません。(特に厳しく躾けたわけではないのですが。)ですが、うちにはもう一匹とても私に忠実で怖がりのまろんがいるのです。この子は大人の男性と幼稚園児ぐらいの小さな子供が大の苦手で・・・威嚇して吠えたり、かぶろうとしたりします。幸い、私が傍にいるので事なきを得てますが。。。
見た目は小さくてふわふわの犬ですから、みんなが「かわいい。」って寄って来ます。ちゃんと犬の事を知ってる人はまず、しゃがんで姿勢を小さくし、飼い主の私に「触ってもいいですか❓」ときいてくれるのですが、小さな子供たちはそうはいきません。突然、猛ダッシュで奇声を発しながら寄ってくるので私はいつも、意地悪なおばさんのようにまろんをすぐさま抱き上げ、子供たちに「ごめんね。このワンちゃん、怖がりやから。」とその場を足早にたち去ります。その時、まろんは興奮状態です。
なのでいつも、冷や冷やです。上記の事件のようにもし、まろんが家から逃亡して小さな子供たちに出くわしたら、同じ事が起こりうるのです。
ニュースのコメンテーターの方が飼い主側にももちろん、しつけと言う責任はありますが、こんなにペットが増えた今日、ペットとの関わり方も教育の一環として教えていくべきだと思うと。私もその意見に同意件ですが、世間はまだまだ、そんなに甘くありません。上記の事件の場合はどうか分かりませんが、もし、飼い犬が人を襲って殺してしまったら。。もちろん、襲った犬は殺処分され、飼い主には保護責任として30万円の罰金が科せられるのです。
被害者側の立場になれば、なんて軽い刑なんだと思われるかも知れませんが、ペットを飼ってる者としては身の縮まる思いです。
私の飼ってる犬が小型犬だからと言うわけではありませんが、さすがに大型犬を飼う方にはそれなりの覚悟は必要だと・・・。


「飼い犬が街中でライオンと遭遇したら…❓」

ある番組で「飼い犬が街中でライオンと遭遇したら…どんなリアクションをとる❓」と言う内容の企画をやってました。このタイトルだけを聞くと馬鹿馬鹿しいと思うかも知れませんが、私は興味津々です。
もちろん、実際、街中にライオンがいる訳がないので番組側が檻に入ったライオンを2頭用意し、7匹の犬種の違う犬達と遭遇させようと言うのです。エントリーされた犬種の違う犬は①ドーベルマン②ラブラドールレトリーバー③土佐犬④ポメラニアン⑤トイ・プードル⑥ブルドッグ⑦オオカミ犬です。大型の犬は勇敢に立ち向かいそうな予感がするのですが、さすがに小型犬は近付けずに後ずさりするだろうと私は見てました。
ところが意外な結果が…大型犬はライオンの姿を見た瞬間近付きもせず、後ずさりし。小型犬は間近まで近付き威嚇し「ワンワン」と吠えてました。それが飼い主を守るような感じでライオンと飼い主の間に割って入り威嚇し続けてました。なんか、うちのまろんを見てるようでほんの少し、頼もしく思いました。
番組に出てるゲストの方が大型犬は賢いから近付かなくて小型犬は身の程知らずで馬鹿だねって言ってました。確かに見る人が変われば、そう見えるでしょうね。(いやぁ、ほとんどの方はそう見えたのかも知れませんが。)
もう一つ、気になったのが土佐犬でした。土佐犬は闘う犬種で吠えたら負けと教えられてるからか・・・ライオンの間近まで行き吠える事もなくジッとライオンを目を反らさずに見てまるでものを言わずに目で威嚇してました。すると、ライオンの方か尻尾を下し、背を向けたのです。さすが、闘う犬種ですね。メッチャ、かっこ良かったです。なんか、土佐犬なら、ライオンと実際に闘っても勝てそうな気がしました。
前回も「離れ離れになった犬の親子は街中で再会したら…❓」と言う企画をやってたんですが、犬に興味のない方にはくだらないかも知れませんが、家族同然で犬と暮らしてる私にはとても興味深い企画が盛り沢山です。
曜日やチャンネルは良く分かりませんが、確か「有吉ゼミ・・・」って番組だったと思います。皆さんも一度、騙されたと思ってみてみて下さい。意外とハマりますよ。
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犬と猫の殺処分は残酷です。

現在15歳未満の子供よりペットの数の方が多いといわれています。
その中でもペットとして根強い人気なのがやはり犬や猫です。
多くの犬や猫たちが愛情を持って家族の一員として大切に育てられています。
しかし人の身勝手な理由からペットブームの裏側には無残に奪われていく命がたくさんあるのも現実です。
捨てられたり迷子になったりして保護された犬や猫は動物愛護センターまたは保健所で殺処分されます。
毎日、約500匹ほどの数なのです。
ペットの殺処分というと安楽死と思っている人も多いのではないでしょうか。
実際私も手術の時に使う麻酔のようなもので眠るように苦しまず死んでいくものと思っていました。
でもそれはとんどもない間違いです。
現在の殺処分の方法は炭酸ガスによる窒息死がほとんどです。
犬や猫を10匹から20匹ずつ狭い部屋に閉じ込め二酸化炭素を送り込みます。
酸素が徐々になくなっていき呼吸ができなくなり10~15分もの長い間もがき苦しみ息絶えていくのです。
そして殺処分された犬や猫はそのまま焼却炉で燃やされ産業廃棄物としてゴミのように捨てられます。
とても悲しく残酷なことです。
ある地域ではちゃんと合同のお墓もあると聞きます。
どうしたら殺処分を減らせるのか。
ドイツではペットの殺処分の件数が0だというのは有名な話です。
殺処分を行う施設がそもそも存在しないのです。
飼えなくなったペットは専用のシェルターで保護されほとんどが新しい飼い主に引き取られていきます。
病気やけがをしてる猫や犬はそのシェルターで一生を過ごすそうです。
殺処分をなくすことは不可能ではないということです。
飼ったら一生飼い続ける。当たり前のことですね。
飽きた、思ってたより大きくなってしまった、世話がめんどうになった、引っ越しするから飼えなくなった、しつけに失敗した、子供を産んでしまったが飼えない。
ペットを手放すには様々な理由があると思いますがほとんどがとても身勝手で非常識なものです。
ペットショップに並んでいる子犬や子猫の愛くるしい姿を見るとつい欲しくなってしまうのもわかります。
しかし売られているのは物ではなく私たちと同じ命なのです。
ずっと小さくて可愛いままではありません。
いずれ大きくなって歳も取って介護も必要になるのです。
犬種によって性格や習性も異なります。
よく調べ知識をつけて最後まで責任を持てるのか判断してから飼ってもらいたいです。
またペットショップから購入するだけではなく動物愛護センターや保健所から譲渡というのも一つの方法だと思います。
現在保護された犬や猫の中で新しい飼い主が見つかるのはほんの少しです。
廃業したブリーダーが処分したり産まれてしまった子犬や子猫を飼えないからと持ち込む例も多くあるそうです。
人のブームでむやみに増やされ無残に殺されていく可哀想な犬や猫たちが居なくなり新しい家庭に引き取られ幸せな生涯を過ごすことができればそれはとても素晴らしいことだと思います。
そしてペットを迎え入れたあとは避妊去勢手術をして安易に増やさないようにする、迷子にさせないように迷子札やマイクロチップを取り付けるなどできることはたくさんあるのです。
殺処分をなくすための自治体の取り組みも必要ですが限界があります。
まずは一人一人がどんなに小さくても命だということを認識しペットを飼うことに責任を持ってもらいたいです。
人の身勝手で殺処分される犬や猫たちが0になることを願っています。