2016年04月 一覧

セキセインコのAGY(メガバクテリア)症の通院

インコのヒナを迎えたTさんのお話。

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ホームセンターでセキセイインコのヒナを迎えました。
一日5〜6回の挿し餌をして、すくすく育ってきていたのですが、その途中で突然吐き出す仕草をしだしました。
お迎えしてから5ヶ月位。すでに羽も生えそろいだして、羽ばたきをはじめるようになりました。
吐き出す仕草は「気のせいかしら?」と思っていたのですが、だんだん酷くなってゆき、本当に吐き出すようになりました。

心配になってネットで調べたり相談掲示板などを見てみると「病院に行ったほうがいい」という意見が多く見られました。
今まで文鳥やセキセインコを沢山かっていたのですが、病院に行くことなどは考えていなくて、一人暮らしではじめて迎えたセキセイインコ。
私にとっては唯一の家族でした。

働き出したばかりなので病院代なども考えれば考えてしまいますが、私の大事な家族なのでスマホで検索をして病院探しから始めました。
初めの病院は犬猫病院。栄養剤と行って透明ボトルにはいって、甘い液体を渡されました。
インターネットのトリさんがあつまる掲示板で「トリ専用の病院がある」ということをはじめて知りました。

吐き出しもひどくなって頭が汚れるまでになってしまい、本当に焦りました。
休みは土日しか無いので、土曜日に予約を入れました。
予約時に「病気で体温が下がっているだろうから、温めてきてください」といわれまいした。
携帯カイロをいれて温めるように言われたので、そのとおりにしてあるるとセキセイインコの身体の膨らみがとれてきたように見えました。

「今まで寒かったのか…」とおもうと本当にかわいそうなことをしました。
病院までは電車移動が45分あるので、ストレスがかからないか心配でした。
しかし、トリの相談掲示板などで「見ていても悪くなるだけ」言われたので勇気を出して行きました。
移動中は移動用のキャリーのスミでうずくまっていて、私が声をかけると首を持ち上げて私の顔を見てくれました。
病院に到着すると受付の方が様子を聞いてくれ、インコをみて「預かって中で保温します」といってくれたので、そのままお預けをしました。

待ち時間中にカルテを書いて、呼ばれるまで待合室で待っていました。
土曜日でしたのでとても混雑していて1時間ほど待ちました。
看護師さんに呼ばれて中に入り、体重測定とソノウ検査をしてもらいました。体重は28グラムと少ないと言われてしまい、ショックでした…。

ソノウ検査ですが、先生が手慣れた手つきで嘴からニードルのようなものを差し込んでソノウ液を取り出しました。
それを顕微鏡で見てパソコンのモニターにソノウの様子を押してくれました。

先生は「AGYという病気になっています」と説明をしてくれました。
セキセイインコにとても多い病気ということで、暫く投薬治療と通院が必要と言われました。
このAGYを知らないで放置してしまうと、やせ細って死んでしまうそうなのです。
なんだかかわいそうなことをしました。
親鳥や挿し餌のストローなどから感染してしまうと説明してくれました。

つらそうにしている姿を見て、もっと早く連れてこればよかったととても後悔してしまいました。
ネバネバしたソノウ液を少し洗浄して、薬を飲ませていただき、内服薬をもらって帰宅しました。
内服薬は点眼薬にはいっているものです。
これを毎日数回投与します。
看護師さんに身体を固定する方法から、飲ませる方法なども教えていただきました。

投薬治療を初めて2週間くらいたったときに、また再診で病院に行きました。
体重も30グラムに増えて、ソノウの中も少しづつ綺麗になってきていると言われました。
先生と看護師さんに「よく頑張りましたね」と言われて、嬉しくて少しだけ泣いてしまいました。
一人暮らしなので本当に不安だったので、先生や看護師さんからの言葉で励まされました。

飼いだして3年が経ちますが、再発することもあるようなので今でも年に一度の割合で定期的に見て頂いています。
カルテを見ながら「元気になったね」と言っていただけたのが嬉しかったです。


リオオリンピックの代表が続々決定する

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リオオリンピックまで4ヶ月を切り、あらゆる競技で代表選手が決まっています。
先日柔道の代表選考会があり、透明化するため選考会議を公開しました。
けがで選考大会に出ていなかった選手が選ばれたり、優勝していない選手が選ばれるなど相変わらず柔道は実績重視のようです。
柔道とは逆に水泳は一発選考です。
代表選考会を兼ねた日本選手権で1,2位に入り(1位のみの種目もあり)なおかつ派遣標準記録を突破することが条件です。
4大会連続出場を目指した北島康介選手は平泳ぎ100メートルで2位にはいるも派遣標準記録を突破することができず、代表切符を手にすることができませんでした。
200メートルで代表入りを目指します。
この選考方法ははっきりしていて分かりやすいですが、たまたま、選考会で体調が悪かった実力ある選手もここで結果を出さないとオリンピックに出られないのです。
アメリカの陸上も一発選考で、メダリストも代表になれないこともあります。
実績か一発選考か、どちらもそれぞれリスクがあってどちらとは言えないのですが、やはりタイムを競うものは数字でしっかりと出ますから一発選考がよいようにも思えます。

バレーボールは5月に行われる五輪最終予選で出場権を狙います。
いつもギリギリで男女とも調整が難しいのではないかと思ってしまいます。
卓球などは早々に代表選手が決定しています。
いろいろと対策できるのでいいのではないかと思う反面、その後に優秀な選手出てきたら?なんて思ってしまいます。
結局こちらもどちらにもリスクがあるということですね。

陸上では3月にマラソンの代表選手が決まりました。
こちらについても去年のアジア選手権で日本人トップだった女子選手がすでに内定しており、選考方法について早すぎたのではないかという意見もありました。
今後は検討の余地があるのではないかと思います。
ほかの陸上競技は6月の日本選手権の結果と実績できまるそうです。
やはり日本の選手が出ていれば見るし盛り上がります。
みなベストな状態で4年に一度の晴れ舞台をくいのない試合をしてほしいと思います。

最後にゲスではありますが、卓球の福原愛選手が台湾の卓球選手とお付き合いをしていて、リオ五輪後は結婚も考えているとか。なかなかのイケメンと聞いています。
あの可愛かった愛ちゃんが結婚なんですね。
最近女性らしくなったなと思っていましたが、そういうことだったんですね。
気になるのは生まれた子供の国籍はどちらになるのかということです。
愛ちゃんそして相手も卓球選手ですから相当なDNAですよ!
気が早いですが日本で競技してほしいと思います。


愛犬の病気を見抜いてくれたのは、セカンドオピニオン先の動物病院でした。

13歳のビーグル犬と暮らしているIさんの動物病院体験談です。

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私には今年13歳になろうとしているビーグル犬(女の子)がおります。
昔、飼っていた野良の子猫が行方不明となり、泣き暮れている小学生だった当時の私に父親がペットショップから迎えてきてくれた子です。
しかし遺伝的な骨格形成不全を起こしていた彼女は、やはり遺伝からきたのか7歳でホルモンの病気を患ってしまいました。れでも可愛い我が子には変わりありませんが、初めて犬を飼ったこともあり、犬に関しての知識が皆無だった飼い主である私は3軒目の動物病院先でようやく彼女がホルモンの病気をしていたことに気付けたのでした。

ホルモンの病気と言うのは、人間も起こる甲状腺機能低下症と副腎皮質機能亢進症(別名クッシング症候群)の2つです。
症状としては部分的な脱毛、多飲多尿、そして一番顕著に現れる意気消沈な姿が挙げられます。

彼女はまさに悲しげな顔つきをしていて、ごはんはがつがつ食べてくれるのに散歩には行きたがらない生活を送っていました。
一番気がかっていたのは、ラットテールと呼ばれる尻尾の上の毛が全部抜け落ちてしまう症状があったことでした。

しかし、最初の動物病院先でも2軒目の病院先でも「ストレスからでしょう。とにかく体重を減らしてあげてください。」と口を揃えて言うばかりでした。
当時、彼女の体重は16キロもあり、ビーグルの適正体重は10キロ前後でしたので、かなりの肥満体形だったことが分かります。
しかし、新陳代謝のコントロールをしてくれる甲状腺の病気があったため、いくら歩かせようがいくらダイエット用のごはんに変えようが、まったく減らなかった記憶があります。

途方に暮れるとはまさにあの時のことを言うのだと思います。
動物のプロからはストレスからだと言われ、彼女の姿を見た他の飼い主さんからは可哀想だと罵られ、飼い主としての自信をなくしかけていた時でした。
ある日、彼女が血尿をしてしまった日はたまたま行きつけだった動物病院が休診日だったのです。
急いで代わりの動物病院を訪ねたのが、今現在も通院させていただいているセカンドオピニオン先でした。

今までの先生は私が診てほしい箇所しか診てくれなかったのに対し、今の先生は私が何も言わずとも、それこそ鼻の先から尻尾の先まで診てくれたことに感激したのを今でも鮮明に覚えています。

「これはいつから禿げていたのですか?」

そう問われたことから始まり、触診から検査へとなり、結果的にホルモンの異常が確認されたのです。

最初の診察から3年が経ちました。
週に1度の通院があり、薬も1日2回4錠呑まなければならず、薬代も月に5万以上は掛かっています。
けれど今の先生のおかげで彼女は別人ならぬ別犬のような姿に生まれ変わり、禿げていた尻尾は白髪交じりのふさふさな毛に覆いつくされ、16キロもあった体重は10キロまで落ちました。
あれだけ行きたがらなかった散歩も朝晩2回45分は歩かないと寝てくれないようになり、7歳から病気を発症してしまった彼女がもうすぐ13歳になります。
適切な治療によって彼女の寿命は6年も伸びてくれたのです。
今の先生と出会わなければ彼女は今どうなっていたかなんて、想像すらしたくありません。

今の先生は本当に動物のことを想ってくれている方で、勉強家でもあります。
本当に出会えてよかったです。
彼女を本当の彼女に戻してくれたことに、感謝してもしきれないくらい感謝しています。


一歳の猫を譲り受けて1年半の日々

海外暮らしの長いSさんのペットのお話です。
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現在、2歳半と思われる雄猫を1匹買っています。
この子は中国在住時、友達が私より先に猫を飼っていたのですが、友達の獣医さんについていった時、この子と出会ってしまいました。
獣医さんの2階に猫が3匹くらいいましたが、私が一目ぼれしたのは雑種くん。
本当は獣医さんの猫で里親募集していたわけではなかったそうですが、獣医さんから衝撃的な一言、「あ、こいつやったらもってかえってもいいよ」。
え、自分の飼い猫を平気で引き渡せるの?とびっくりしましたが、その頃、何かペットを飼いたいと思っていました。
第一希望は犬でしたが、当時、私は一人暮らしの会社員で、朝早くから夜遅くまで、いつも12時間以上家をあけていたので、犬は散歩にも行けないし犬は一人ぼっちだとかわいそうな生き物なので、何がいいか、と考えていました。

私の友達は猫なら一日家を空けていても自分で勝手に寝たり遊んだりできるから楽だといっていて、猫いいなー、と思っていた矢先での出会いと衝撃的な言葉に押され、その雑種くんを引き取ってしまいました。
獣医さん曰くはっきりした誕生日はわからないが1歳とのこと。
その日は猫を飼うのに必要なものをすべて獣医さんで揃え、予防接種を打って帰りました。
なんと、彼は1歳でしかも獣医さんの猫だったのに予防接種経験なし、という驚愕事実も知りました。

そして1か月後、雑種くんの去勢手術と2回目のワクチンを打つため、再び獣医さんに訪れました。
獣医さんは「久しぶりー、パパだよー」と言っていて、ちゃんとかわいがってたのだ、と思い安心。
友達の猫も一緒に去勢手術を行うことに。

私の雑種くんは友達の猫と仲良くなろうと必死でしたが、彼は無視。
なんかかわいそう、と思いながら、この日は猫たちを獣医さんに預けて私たちは帰りました。
そして去勢手術が終わって連れて帰ったら、なんと、その日の深夜、すごい声で泣き出して、トイレじゃないところで下痢をしてしまいました。
しばらく様子を見ようと思い、一日おいておきましたが、次の日の深夜も同じ。
これはまずいと思い、次の日、残業をせず仕事が終わったら即獣医さんへ。
いろいろ検査してもらうも異常なし。
獣医さんは「こいつは食べ過ぎ、腹でかい」と。
いや、いや、私がお腹をでかくしたわけではないのですが、、て、私がもらった時点でお腹は大きかったですよ。

そしてその日は猫用の下痢に聞く薬をもらいました。
その晩は一切下痢はなく、その後再発することもありませんでした。
きっと去勢手術のストレスが溜まっていたのでしょう。

そして1年が過ぎ、私はアメリカへ行くことに。
アメリカに行くためにいろいろ手続きをすることになり獣医さんへ。
獣医さん、元自分の猫と一生会えなくなってしまってさみしいかなーとか、泣いちゃうかな、とか思って訪問したら、「わかった」といって、手続きの説明を普通に。
えらい普通だな、と思っていたら、「こいつ、何歳だっけ?書類書く時に年齢必要だから」。
私は「…、去年1歳て言ってたじゃないですかーだから2歳ですよ」と。
そうしたら「じゃ、3歳ということにしとこう。正確な年齢なんてわからんものだ」と。
1年でこんなにも忘れてしまうんだな、と若干ショックでしたが、獣医さんの家には沢山犬や猫がいるからいちいち覚えてられないのかもしれません。

そして私がアメリカに旅立ったあと、友達が年一回のワクチンをうちに彼女の猫を獣医さんへ連れて行った時、「友達の猫、無事にアメリカに着いたの?元気にしてる?」と気にしていてくれたようです。
なんだかんだでちゃんと覚えているんだな、と思い安心しました。
いつまでも忘れないであげてくださいね(*^_^*)


よもぎむしに初挑戦でリラックス!

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ずっと気になってたけどなかなかやる勇気のでなかったよもぎむしに昨日初挑戦してきました!
週末ということもあって疲れもピークだし、とにかく癒されたたいと思って予約したよもぎむしですが、はたしてどんな効果があるのか、ネットでは冷え性に聞いたり不眠とかにも効くって書いてたので、本当かな~と半ば半信半疑でやってみました。

まず簡単に問診みたいなのをして、その時に悩みや体調などを聞いてもらいます。
私の場合は最近寝つきが悪くて寝ても疲れが取れない感じがあったので、不眠解決のためにしたいと伝えました。
あとは、肌荒れにも効果があるといいなーと思ったり。

そのあと、葉をブレンドしてもらって黄土の椅子の下によもぎの葉とか入ったツボを置いてグツグツ煮ます。
全身裸になってマントのようなものをかぶり顔だけだして椅子の上に座ると、、、
なんともいえない心地よさ。
暖かいんです!とっても。熱いのかなと思ったのですが、そこは調整してくれるみたいです。
私はあまり熱さも感じず40分入っていました。
その間に大量の汗が全身から吹き出します。
漢方薬もにおいも最初は変なにおいと思っていましたがだんだん心地よく感じました。
漢方のミストが膣などの粘膜から吸収されて体に良い効果をもたらしてくれます。
粘膜は普通の皮膚の46倍の吸収率があるらしく、粘膜から良い成分を吸収するためによもぎむしをするんですね。

40分なんて短いと思っていましたが、結構長く感じました。
だんだんウトウト、というか倦怠感みたいなのも出てきて、このまま寝れちゃうかも!!
と思うほどの心地よさでした。
中には体がだるくなりすぎて、少し横になってから帰る人もいるんだとか!

終わった後はタオルで汗をさっと拭きます。
水などで流すとせっかく吸収された漢方薬が流れちゃうのでもったいなくてその日はお風呂はささっとシャワーのみですませました。

終わった後のツボの中身を見てみると、、、
老廃物がツボに浮いていました、、、。
初めてなのであまりデトックスできていませんでしたが、回数を重ねるとどんどん老廃物がツボに落ちるそうです。
私はちょっと泡立つくらいで、、、あと婦人科系の病気もあったので、ツボの中の水の色がちょっと赤っぽくなっていました。

よもぎむしの効果のすごさを知ったのはその日の夜で、なかなか寝付けないのにその日はベッドインから30分で寝れました。
しかも寝起きもすっきりでびっくり!!
目覚ましをかけてないのに7時前にはおきました、土曜日なのに!
あまりにすごいので近いうちにまた行きます。


私の何も言わない心友

Mさんと大切な家族であり心友でもあるアールのお話です。

chihuahua
私が20歳の時、1人暮らしをしていました。
両親は離婚し、母は再婚し、私が育った町から出ていってしまいました。

1人になった私は、寂しくて、犬を飼いたくなりました。
小さい時から家に犬はいましたが、母が再婚した時に連れて行ってしまったので、私も自分で犬を飼ってみようと思い、ペットショップに出向きました。
あの頃まだ今みたいに犬も高値ではありませんでしたが、その中でも、少し月齢がたってしまい、ペットショップの展示されている犬でも、少し違う場所に置かれた、大きなゲージの中にいる、6ヶ月のチワワと目が合いました。

私は今でも忘れません。その犬を抱き上げ、この子が欲しいと即決しました。
値段も今でも覚えています。6万円でした。今では考えられないような値段ですが、エサ、水入れ、サークル、リード、首輪、オシッコのシート、など、必要な物を買い揃、一緒に我が家に帰りました。
それからは、犬を飼っていたといえ、私が全てをやるのは初めてで、しつけ、オシッコの覚えさし方、ワクチンなど、色々大変でした。
雄だったので、いろんな所にマーキングをしました。
障子の角や、キッチンの角、今思えば、角と言う角にはオシッコをかけられたのでは、、、と。
しかし、寝る時も、いつも一緒。
私が仕事から帰ってきても、長い毛の尻尾をブンブン振って喜んでくれました。
私は彼が家にきてからは寂しくなかったです。

名前はアールと言う名前にしました。以前母が飼っていた犬がラブラドールで、盲導犬の繁殖犬でした。
とても賢い犬だったので、その犬の頭文字を取り、アールと言う名前にしました。
アールは私が仕事に行って帰って来ると、よくゴミ箱をさん散らかしにしたり、靴をかじったりしていました。
靴も、スニーカーとかではなく、革靴ばっかり。
ウッカリブーツなどを下駄箱から出していると、かじられていたものです。
でも、そんなアールも今では16歳になりました。私の歳がばれてしまいますが、一度も病気もする事なく、今も元気で、一日2回の食事と、散歩にも行きます。

今では私も2児の母です。
アールは私の過去を全て知っています。
昔の彼氏も、私の友人も、私がグデングデンになって帰ってきた事も、泣いてた時の事も、皆んなで楽しく遊んでいた時の事も。
全て、全てアールは知っています。
けど、アールは何も言わず今もずっと私の側にいて、私の人生を見守ってくれて、私の2人の子供の成長を今では見てくれています。
私もこんなに長くアールと一緒にいる事ができるとは夢にも思っていませんでした。
16歳になったアール。36歳になった私。アールと後何年一緒にいる事ができるかわかりませんが、私の人生の中で掛け替えのない友人であり、心友であり、恋人そして、大切な家族です。
今では2人きりの家族から、主人に子供2人の5人家族になりました。
アールはおじいちゃんで、毎日子供達の声がうるさかったり、騒がしかったりするかもしれませんが、子供達は必ず、出かける時も帰ってきた時も、寝る時も、アールに声をかけてくれます。
喋る事はできませんが、いつも、耳や尻尾で返事をしてくれています。
私が帰ってきてもそんなに喜びませんが、子供達が帰ってくると必ずアールは尻尾を振って喜んでいます。
けど、やはり歳です。歯垢がひどく、口がとても臭いです。
歯垢をとる犬用のガムを与えてみたり、歯を拭いてはみますが、中々とれません。
目も白内障になってきていますが、まだ、目は見えているようです。
そして少し痴呆も入っているのかな?と思う時があります。
ご飯はちゃんと食べたのに、少しすると、又、私の所にきて、ご飯をねだったりします。
そんな時は少しだけご飯を与えて納得してもらいます。

動物も人間も同じだと思いますが、大切な家族です。
最後まで、しっかりと育てていきたいと思っています。だって、私の心友ですから。