猫は猫だけど猫じゃない猫の猫様

猫様の下僕になった飼い主Tさんのお話です。

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猫らしい猫は
・水が嫌い
・そっけない
・自分が甘えたい時だけ来る
・どこでも爪とぎをする
っていうイメージが強いですよね。

私もそんなイメージが強くて正直猫よりも犬が好きでした。
飼うなら絶対犬じゃないと嫌でした。(猫好きの方ごめんなさい)

でもそんな私も今では猫を飼っています。しかも2匹。
今では私は猫様の下僕です、と言えるくらいのかなりの親バカになりました。

そんな我が家の猫様との出会いは10ヶ月程前です。
この子たちは10匹ほどで捨てられていました。ようやく目が開いたくらいの小さな体で。
10匹のうち8匹はすぐに貰い手が見つかったのですが、残り2匹は見つからずどうしようかと思いました。

乳のみ仔猫を見たこともなかったし、それよりも住んでいた場所がペット禁止だったからです。仕方ないので不動産の方と大家の方に1ヶ月の猶予をいただいて世話をすることになりました。

全くの初経験なのでネット上の情報をかき集めたり本を買ったりして知識を集め毎日世話をしました。
3時間おきのミルクを飲ませるために深夜も起きましたし、自分で排泄できないので濡れたティッシュで排泄させました。
体温調節もできないので湯たんぽを作ったり、体調を崩して連日病院通いもあって本当に手がかかりました。

とても大変だったのですが、なぜか当時は動物保護センターに連れて行くという考えは全く浮かびませんでした。
でも思い浮かばなくてよかったです。後に調べたのですが手のかかる乳のみ仔猫は翌日には殺処分されてしまう事が多いらしいのです。

そんなこんなで1ヶ月世話をすると猫の成長は早いもので少しの高さならジャンプできるようになりました。
体重の増え方も毎日300グラムも増えていき、泣き方も大きくなっていきました。
姉妹でじゃれるようにもなり、名前を呼ぶと走ってくるようにもなりました。
目の前で成長した姿を確認していく度に私の手で大きくなったんだなと思い、そうするともう手放せなくなりました。

この子たちのためにペット可で、走り回れるように広めの物件に急遽引っ越しをしました。
その期間はわずか3週間ほどでした。
猫用トイレや食器、おもちゃを買い集めるのはもちろんのこと、将来大きくなった時のためにジャンプして遊べるように家具の配置を考えました。

出会ってからわずか1ヶ月で私の生活は大きく変わるのと同時にそのときから猫様の下僕になり始めました。
部屋を綺麗にしておくのも冷暖房をつけるのも猫様のためだし、ペットショップでおもちゃを見かけるとつい買い与えてしまうようになりました。

冒頭でも話したような猫のイメージはそのままで飼うことになったのですが、すぐにひっくり返されることになりました。

現在10ヶ月程になるうちの猫様はどうやら私のイメージの猫と違うようで、
・水が好き(水を流すと走ってきて頭をつっこむ)
・常にじっと見てくる(目が合うと体をくねくねさせて触ってアピール)
・四六時中つけまわす(トイレや風呂のときは早く出てきてと鳴き続ける)
・キッチンマットにしか爪とぎしなかった(教えたわけじゃないのに)

他にもトースターを壊したり壁をかじったり、絨毯をむしって破ったりいらずらもまるで犬のようでした。

物心ついたときから甘やかして育ててきたからこうなったのか、よくわかりませんが毎日毎日犬のような猫と暮らしいるせいか私は猫が前よりも好きになりました。

あと少しで1歳になる我が家の猫様ですがまだまだ猫のような猫にはなりそうもありません。
なってほしいようななってほしくないような複雑な気持ちですが、10ヶ月前に出会ってから今まで猫様のおかげで猫も好きになれたのでどんな大人の猫様になろうと一生下僕としてお世話し続けようと思います。

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