季節 一覧

アジサイがつぼみを付けていました

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私はアラフォーの女性です。

私自身は主に観葉植物を育てているのですが、私の家族が アジサイやミント等の植物をベランダで育てていました。
しかし、今年の冬でだいたいの植物が枯れてしまい 家族も「アジサイは もうだめだね」と言っていたのです。

私は 観葉植物以外の事にはあまり詳しくありませんが、ただ「冬だから一旦花が咲いた植物も枯れてしまっても仕方がないんじゃないかな」と思っていました。
そして家族は、アジサイの枯れた葉っぱが土の表面にあるのを そのままにして、鉢を放置していたのです。

しかし先日、私が洗濯物を干すためにベランダへ出て、何気なくアジサイの鉢を見ました。
「枝等はしっかりしているけど、やっぱりダメなのかな」と思いつつ見ていますと、枝の先に何やら付いているのです。私は「あれ?なんだかつぼみに見えるけど違うのかな?」と思い、鉢を自分のほうに寄せてじっくり見てみました。
すると、枯れたと思っていたアジサイがなんと!つぼみを付けていたのです! また、よくみますとつぼみは1つだけではなく数個あり「なんという生命力なんだろう!」と 驚きました。

中くらいの大きさの鉢でしたので、私は 一旦その鉢を部屋に移し、新聞紙を敷いて その上で枯れた葉などを取り除きました。そして土も乾いた状態でしたので、「水をやらなければ!」と思いました。
ただ、私はアジサイの水やりの方法が分かりませんでしたので、インターネットで調べました。どうやらたっぷりの水を与えても良いようなので 鉢をお風呂場へまた移動させ 鉢の下から水が出てくるほどたっぷりと水やりをしたのです。

それらの事を家族に話し アジサイのつぼみを見せますと、家族もかなり驚いていました。そして、「枯れ葉に覆われていた事で 寒い冬の間でも暖かかったのかな?」と言っていました。
事の真相は分かりませんが、アジサイが自分の力だけで寒い冬を乗り切った事は確かですので、本当にすごいと思います。

その後、ベランダの日当たりの良い所に鉢を移し、毎日 家族だけでなく私もアジサイの様子を見ていますと、日に日につぼみから新芽が出始め、「やっぱり生きてたんだわ!」と改めて感動しました。

家族は、つぼみや新芽等を見ていると「春が近づいてるんだなと思うよ」と言っていましたが、私もまさにそういった思いです。
一応、水やり等の世話は 家族に引き継ぎましたが、観葉植物オンリーだった私も 今回の出来事はかなり嬉しかったので、今後もアジサイの様子を見守りたいと思っています。


一気に春めいてきましたね、気持ちも華やか

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春一番も吹きまして、もうすぐ春本番といったところでしょうか。
もうすぐ、桜が咲いて町の中もどんどん春の花が咲いて綺麗になっていくんだろうなと思うだけで心がワクワクしてきます。
そして、春は別れと出会いの季節なので日本のいたるところでドキドキワクワクしている人たち沢山いるので世間的にもソワソワしていう感じがします。
私は特にそんな別れと出会いの予定なくのんびりしたものです。
そして犬とお散歩をしていると、たまたま近所の高校で卒業式をしていました。
お花を手にして未来を見つめている若人たちをみるとこっちまで明るい気分になります。

そういう私もかれこれウン年前には高校生をしておりました。
しかし、殆ど高校の時の記憶がないです。
気持ち的には少女マンガのようなキラキラとした学校生活をエンジョーイしたかったですが、実際は地味でさらっと高校生活が終わりました。
たぶん、楽しいこともあっただろうけど記憶がものすごく断片的で少なくこれと言ったエピソードが思いだせないです。
高校生という多感な年ごろとあって写真も殆ど撮っていないので記憶を思い出す手掛かりがないんです。入学式も卒業式も一枚も写真を撮っていないのです。
今思うと、幼さと大人の女性が混じり合った貴重な時期の写真をもっと撮っておくんだったなと後悔しています。

とは言っても、やっぱり若いというのは素晴らしいけれど、若いからこその辛さもあったなと思います。
今だと、色んな人生あって色んな道があるから好きなことを思う存分して好きな道を躊躇なく選べばよかったなと思うけれど、当時はネットも今ほど普及していなかったので情報も限られていたから生き方の多様性というのが分らず、もがいていたところがあります。
たぶん、大人からしたら平凡ではある女子高校生が未来に向かって試行錯誤している様もまた輝いて見えていたのかなと大人になった今は思うようになりました。

でも今、私には子どもがいないのでそんな悠長なことを言っていられるんだと思います。
たぶん、自分の子どもが中学、高校と思春期だったらそんなことも考えている暇もなく毎日が騒々しいのだろうなと思います。
そんなことを、キラキラした高校生をみて思いました。
見ずしらずの子たちとはいえ、素敵な未来がきっと君たちには待っているよとエールを送りたくなりました。
お前こそ頑張れよ、と若い人たちに言われそうなので私も好き勝手に楽しいことをしていきたいです。