2016年01月 一覧

犬猫を飼うための認識不足が問題だ。

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犬猫を飼うときに、何か特別な資格が要るのかと言えば、そうではない。
何かの試験に合格して、初めて犬猫を飼う、というわけではない。つまり、我々は無資格で犬猫を飼えるのだ。
言い換えれば、何の審査もないので、犬猫を飼うに相応しいかどうかは、自己判断だ。
犬猫の殺処分が問題になる背景には、飼い主が犬猫を飼うときの安易な心構えがあるのかもしれない。
「簡単に飼えてしまうだろう」と錯覚しているのである。
だが、現実には、しつけや予防接種や餌やりなど、沢山の課題が飼い主に課せられる。
病気になってしまったり、介護が必要となれば、飼い主がきちんと責任を持って行わなければいけない。

これらは、飼い主が行うべき当然の義務ではあるが、出来ずに犬猫を手放してしまう人も少なくないだろう。
安易な認識が、犬猫を捨てる人を生み、更に捨てられた犬猫は保健所へ行き、引き取り手がいないと殺処分になってしまうという具合だ。
根本的に突き詰めていけば、犬猫を飼う前の安易な認識へと辿り着くだろう。
端からみると、犬猫を飼う人は、とても充実した生活を送っているように見える。
誰か犬猫を飼う人の家に足を運んだり、はたまた、散歩中の犬に出会ったりして、そう思う人は少なくないだろう。

だが、その充実した生活の裏には、犬猫に対して多大な時間を割いているという、端から見ただけでは分からない面が存在するのだ。
安易な認識が生まれる理由は、単に端から見ただけでの判断で、しっかりとした熟考をしていない。
そして、熟考をしなくても、手に入れようと思えば、犬猫を手にすることができる。
誰でも飼うことができるのだ。
無資格でも飼えてしまう問題はそこである。

例えば、車の免許を考えてみよう。
車の免許は、我々にはとても一般的な制度だ。きちんと教習所に通い、試験を受ける。
そうして初めて、車を運転することが認められる。犬猫を飼う時にも、このような資格を国が管理して行うことが大切だろう。
そうすれば、安易な認識で犬猫を飼う人の認識を改めることも可能だ。
犬猫の殺処分ではなくて、犬猫を捨てること事態が問題となる社会に、次の段階としてならなければいけない。
殺処分に安易に走ってしまうことが、犬猫の命に対して、社会が杜撰に考えていることの顕れだと考える。

そして、最終的には、誰でも犬猫を捨てることを考えもしない社会が理想だ。
絶えずこの理想のために、解決策を考えなければならない。
公的な資格制にすることで、権威ある安心したものとして、理解されるであろう。
単に、資格ビジネスに乗ったような資格付与では、殺処分の問題を根本的には解決できないだろう。
公的な資格にすることで、国全体が犬猫のことを考えていることを、強く皆に印象付けられる。
皆を変えるためには、個人の範囲内では限界がある。
なので、国の参加が不可欠だ。
犬猫を飼うことを資格制度化すれば、犬猫と人間がより良く共存する社会を築く第一歩となるだろう。


飼い犬が人を襲う事件。

昨日の夕方のニュースで「知人に預けられていたフレンチブルドッグが逃亡し、近所の公園で遊んでいた3~5歳の子を3人とその保護者の方1人をかぶって怪我をさせた。」と。
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近年、増えてきてますよね。こういう事件が。私はいつも、他人事ではないと思いながら見てます。もちろん、それは被害者としてではなく加害者としてです。うちのりんは人懐こくて吠えないし何があっても人をかぶったりしません。(特に厳しく躾けたわけではないのですが。)ですが、うちにはもう一匹とても私に忠実で怖がりのまろんがいるのです。この子は大人の男性と幼稚園児ぐらいの小さな子供が大の苦手で・・・威嚇して吠えたり、かぶろうとしたりします。幸い、私が傍にいるので事なきを得てますが。。。
見た目は小さくてふわふわの犬ですから、みんなが「かわいい。」って寄って来ます。ちゃんと犬の事を知ってる人はまず、しゃがんで姿勢を小さくし、飼い主の私に「触ってもいいですか❓」ときいてくれるのですが、小さな子供たちはそうはいきません。突然、猛ダッシュで奇声を発しながら寄ってくるので私はいつも、意地悪なおばさんのようにまろんをすぐさま抱き上げ、子供たちに「ごめんね。このワンちゃん、怖がりやから。」とその場を足早にたち去ります。その時、まろんは興奮状態です。
なのでいつも、冷や冷やです。上記の事件のようにもし、まろんが家から逃亡して小さな子供たちに出くわしたら、同じ事が起こりうるのです。
ニュースのコメンテーターの方が飼い主側にももちろん、しつけと言う責任はありますが、こんなにペットが増えた今日、ペットとの関わり方も教育の一環として教えていくべきだと思うと。私もその意見に同意件ですが、世間はまだまだ、そんなに甘くありません。上記の事件の場合はどうか分かりませんが、もし、飼い犬が人を襲って殺してしまったら。。もちろん、襲った犬は殺処分され、飼い主には保護責任として30万円の罰金が科せられるのです。
被害者側の立場になれば、なんて軽い刑なんだと思われるかも知れませんが、ペットを飼ってる者としては身の縮まる思いです。
私の飼ってる犬が小型犬だからと言うわけではありませんが、さすがに大型犬を飼う方にはそれなりの覚悟は必要だと・・・。


「飼い犬が街中でライオンと遭遇したら…❓」

ある番組で「飼い犬が街中でライオンと遭遇したら…どんなリアクションをとる❓」と言う内容の企画をやってました。このタイトルだけを聞くと馬鹿馬鹿しいと思うかも知れませんが、私は興味津々です。
もちろん、実際、街中にライオンがいる訳がないので番組側が檻に入ったライオンを2頭用意し、7匹の犬種の違う犬達と遭遇させようと言うのです。エントリーされた犬種の違う犬は①ドーベルマン②ラブラドールレトリーバー③土佐犬④ポメラニアン⑤トイ・プードル⑥ブルドッグ⑦オオカミ犬です。大型の犬は勇敢に立ち向かいそうな予感がするのですが、さすがに小型犬は近付けずに後ずさりするだろうと私は見てました。
ところが意外な結果が…大型犬はライオンの姿を見た瞬間近付きもせず、後ずさりし。小型犬は間近まで近付き威嚇し「ワンワン」と吠えてました。それが飼い主を守るような感じでライオンと飼い主の間に割って入り威嚇し続けてました。なんか、うちのまろんを見てるようでほんの少し、頼もしく思いました。
番組に出てるゲストの方が大型犬は賢いから近付かなくて小型犬は身の程知らずで馬鹿だねって言ってました。確かに見る人が変われば、そう見えるでしょうね。(いやぁ、ほとんどの方はそう見えたのかも知れませんが。)
もう一つ、気になったのが土佐犬でした。土佐犬は闘う犬種で吠えたら負けと教えられてるからか・・・ライオンの間近まで行き吠える事もなくジッとライオンを目を反らさずに見てまるでものを言わずに目で威嚇してました。すると、ライオンの方か尻尾を下し、背を向けたのです。さすが、闘う犬種ですね。メッチャ、かっこ良かったです。なんか、土佐犬なら、ライオンと実際に闘っても勝てそうな気がしました。
前回も「離れ離れになった犬の親子は街中で再会したら…❓」と言う企画をやってたんですが、犬に興味のない方にはくだらないかも知れませんが、家族同然で犬と暮らしてる私にはとても興味深い企画が盛り沢山です。
曜日やチャンネルは良く分かりませんが、確か「有吉ゼミ・・・」って番組だったと思います。皆さんも一度、騙されたと思ってみてみて下さい。意外とハマりますよ。
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犬と猫の殺処分は残酷です。

現在15歳未満の子供よりペットの数の方が多いといわれています。
その中でもペットとして根強い人気なのがやはり犬や猫です。
多くの犬や猫たちが愛情を持って家族の一員として大切に育てられています。
しかし人の身勝手な理由からペットブームの裏側には無残に奪われていく命がたくさんあるのも現実です。
捨てられたり迷子になったりして保護された犬や猫は動物愛護センターまたは保健所で殺処分されます。
毎日、約500匹ほどの数なのです。
ペットの殺処分というと安楽死と思っている人も多いのではないでしょうか。
実際私も手術の時に使う麻酔のようなもので眠るように苦しまず死んでいくものと思っていました。
でもそれはとんどもない間違いです。
現在の殺処分の方法は炭酸ガスによる窒息死がほとんどです。
犬や猫を10匹から20匹ずつ狭い部屋に閉じ込め二酸化炭素を送り込みます。
酸素が徐々になくなっていき呼吸ができなくなり10~15分もの長い間もがき苦しみ息絶えていくのです。
そして殺処分された犬や猫はそのまま焼却炉で燃やされ産業廃棄物としてゴミのように捨てられます。
とても悲しく残酷なことです。
ある地域ではちゃんと合同のお墓もあると聞きます。
どうしたら殺処分を減らせるのか。
ドイツではペットの殺処分の件数が0だというのは有名な話です。
殺処分を行う施設がそもそも存在しないのです。
飼えなくなったペットは専用のシェルターで保護されほとんどが新しい飼い主に引き取られていきます。
病気やけがをしてる猫や犬はそのシェルターで一生を過ごすそうです。
殺処分をなくすことは不可能ではないということです。
飼ったら一生飼い続ける。当たり前のことですね。
飽きた、思ってたより大きくなってしまった、世話がめんどうになった、引っ越しするから飼えなくなった、しつけに失敗した、子供を産んでしまったが飼えない。
ペットを手放すには様々な理由があると思いますがほとんどがとても身勝手で非常識なものです。
ペットショップに並んでいる子犬や子猫の愛くるしい姿を見るとつい欲しくなってしまうのもわかります。
しかし売られているのは物ではなく私たちと同じ命なのです。
ずっと小さくて可愛いままではありません。
いずれ大きくなって歳も取って介護も必要になるのです。
犬種によって性格や習性も異なります。
よく調べ知識をつけて最後まで責任を持てるのか判断してから飼ってもらいたいです。
またペットショップから購入するだけではなく動物愛護センターや保健所から譲渡というのも一つの方法だと思います。
現在保護された犬や猫の中で新しい飼い主が見つかるのはほんの少しです。
廃業したブリーダーが処分したり産まれてしまった子犬や子猫を飼えないからと持ち込む例も多くあるそうです。
人のブームでむやみに増やされ無残に殺されていく可哀想な犬や猫たちが居なくなり新しい家庭に引き取られ幸せな生涯を過ごすことができればそれはとても素晴らしいことだと思います。
そしてペットを迎え入れたあとは避妊去勢手術をして安易に増やさないようにする、迷子にさせないように迷子札やマイクロチップを取り付けるなどできることはたくさんあるのです。
殺処分をなくすための自治体の取り組みも必要ですが限界があります。
まずは一人一人がどんなに小さくても命だということを認識しペットを飼うことに責任を持ってもらいたいです。
人の身勝手で殺処分される犬や猫たちが0になることを願っています。