猫ちゃん大好き、保護して増えて多頭飼いのKさんのお話です。
テレビで放送をされて人気が出た猫がいます。
飼い主はビジュアル系バンドのドラマー。
生後3日程度の子猫を自宅アパートの庭で見つけて保護をしたそうです。
その派手ないでたちと子猫の組み合わせが話題になり、テレビでも特集されました。
猫を飼っているので、そういう番組は結構見ています。
多頭飼いをしているので、色々な性格の子がいます。
中に1匹、そのテレビ番組が大好きな子がいます。
ビジュアル系バンドと子猫の特集が流れると、いつもはテレビの前に座ってみているだけなのに、体を伸ばして食い入るように見ています。
鳴きながら見ているのも面白いです。
ウチの猫は子猫から飼っているわけではありません。
野良猫が子どもを産んで連れてきた兄弟姉妹猫です。
保護をした時点ですでに1歳は超えていました。
子猫の時にはテレビに全く興味を示さなかったにも関わらず、ここ数か月でテレビ大好きな猫になってしまいました。
他にも猫や動物が出ているテレビ番組はありますが、そんなに反応をするわけではありません。
特定の猫にだけ激しい反応を示します。
それもちょっと不思議だと思います。
同じ姉妹兄弟猫はテレビそのものに興味を持つことがありません。
ビジュアル系バンドと猫の特集が組まれると必ず録画をするようにしています。
たまに過去の放送を見るのですが、その時も必ずテレビの前にやってきます。
寝ていてもやってくるので、面白いです。
我が家の猫からしたら、そのテレビに出ている猫がめちゃくちゃタイプなのかな、と思ってしまうこともあります。
同じテレビ番組に他の猫が出ていても、多少興味を持ってくれますが、鳴きながら体を伸ばすというようなことはしません。
猫にも好みというものがあるのかもしれません。
テレビの猫にも癒されますが、そういうちょっとした変わった仕草をする我が家の猫にも癒されます。
今後、どんな猫なら反応を見せるのか、ということも検証したいと思います。
模様がポイントなのかどうか、顔つきなのか、などチェックポイントはいくつもあると思います。
我が家のこの猫よりも年齢が若い猫でもテレビには興味を持ちません。
猫は元々好奇心旺盛な動物だと言われているので、画面の中を自由に動き回っている人や動物は不思議な存在なのだと思います。
それでも興味を持つ子、持たない子がこんなにもハッキリしてしまう、というのもちょっと面白いと思います。
悪戯をされるよりもテレビを見てもらったほうがよい、というのは小さい子どもと同じなのかもしれません。