日本はペットを飼う人が多いペット大国です。
特に多いのが犬と猫で、犬と猫を合わせると約2万頭が飼育されています。
ノリや勢いで気軽に飼い始める人もいますが、想像以上に困ることもあります。
それが、病気になった場合です。
病気が疑われる場合、まずは動物病院で診察を受けることになると思いますが、ここでその料金の高さに驚きます。
人間の場合は日本では健康保険があるので自己負担額が少なくて済むのですが、ペットの場合は保険はありません。
かかった費用の全てを負担しなければなりません。費用の問題で治療を断念せざるを得なかったり、治療費のために家計が苦しくなったりするのはペットにとっても家族にとっても不幸でしかありません。
そのような事態を防ぐためには、ペットの保険に入っておくことが大切です。
保険に入っていれば、動物病院で治療を受けた場合に領収書や診断書やどの書類を保険会社に送ると、後日保険の範囲内で保険金を受け取ることができます。
また、保険会社と提携している動物病院の場合、窓口での支払い時に保険を使用して自己負担分の支払いのみで済ますことができます。
現在はインターネットの普及で、簡単にペットの保険に加入できるようになっています。
基本的には犬や猫の保険がメインですが、中には爬虫類などのペットを扱う会社もあります。また、損保会社の特約で扱っている場合もありますので、損保会社と契約している場合は確認してみましょう。
また、犬の場合は犬種によって金額が違うのが一般的です。
ペットの保険には様々な業者やプランがありますので、どのような保障をどのくらいの期間受けたいのかで選択する必要があります。
一生涯の保障を受けられるプランやがん治療、火葬などの葬祭費用も保障してくれるプランもありますが、その分保険料も高額になりがちです。
資金が潤沢であれば問題ありませんが、一般的にはそれほど多くのお金をかけられないことが多いので、必要な保証を取捨選択することが必要です。