動物のレーザー治療について ペットのいる方は必見です

皆さんは、ペットのレーザー治療について検討されたことはあるでしょうか。
皮膚の病気や内臓疾患、歯周病までいろいろな症状に対応可能です。
レーザーには生体に対して有害な作用と有益な作用があります。
有害な不可逆的な作用は、蒸散、炭化、凝固となります。強いレーザーを照射するこ
とになるので、照射部の組織は高温になりがちです。
焼ける間もなく消し飛んでしまうので蒸散します。
レーザーが殺人光線とか破壊光線と言われます。
レーザーのあたった部分を中心として、高熱で蒸散した組織に接した組織は炭化し、
その外側は凝固することになります。
熱の作用が弱くなって行くイメージです。ここまでは不可逆的な変化になりますが、
凝固層のさらに外側の組織にはレーザーの有益な作用があります。
疼痛緩和、治癒促進、炎症反応抑制、局所血流改善その他、生体にとっていろいろな
治療が可能です。
生体に有害な作用は、器械側で上手に制御することで、これを有益なものとして利用
できます。
蒸散をコントロールして線状に連続して行くと組織を切断します。
それを応用したのがレーザーメスです。
炭化層は組織修復に有害なのでできるだけ炭化層を作らないような方法が開発されて
います。
炎症などでただれている組織の表面を薄く凝固してやると痛みがなくなりますので動
物でも安心です。
レーザーを使って切開や凝固を行うとその周辺組織にはレーザーの有益な作用が起
こっていますので、術後の疼痛が少なく治癒が早くなるのですよ。
有害作用が全くでないようにしています。
このような装置がレーザー治療器です。

例えばこんなことができるんですよ。
痛風治療
人でも多い椎間板ヘルニアですが、犬はその独特な体幹と四肢のバランスを起点に発
症することがあります。椎間板ヘルニアに関してはその重症度に応じて治療プログラ
ムを組みます。発見が早期であり軽度の場合は安静・内服で回復することが多いです
が、 重度のときは手術をすることもあります。レーザーによる疼痛緩和はそういっ
た治療のサポートツールと考えることができます。疼痛緩和の効果は個体差がありま
すが、副作用もなく即効性があるため積極的に取り入れたい治療のひとつです。

歯周炎
歯肉炎の痛みは誰しも経験したことがあると思います。動物の場合は歯石の蓄積に端
を発することが多いので歯石をとることが最優先ですが、特に猫の場合はウイルスな
どを介して激しい痛みを伴う歯肉炎を発症することがあります。 内服による治療は
有効ですが投薬後吐き出したり、そもそも飲ませることが困難な個体もいるでしょ
う。さらには副作用の問題もあります。当院では処置が比較的に簡単で副作用のない
レーザーによる疼痛緩和コントロールを導入しています。 これも椎間板ヘルニア同
様にサポートツールとして非常に有効だと考えます。

いかがでしたでしょうか。じつはそれ以外にもいろいろありますので、有効に活用し
ましょう。
大切なペットに大変有効です。

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